タッチレス水栓は停電でも使える?手動操作と戻し方
断水していなければ、手動操作で使えるタッチレス水栓があります。電池式・コンセント式などの電源と機種を先に確認してください。
復電しても濡れたプラグや配線には触れないでください。手動操作は自宅の取扱説明書に合う手順で行います。
停電でも使える?電源と機種で対応が変わる
※この画像はイメージです。タッチレス水栓は、手をかざして水を出し止めするキッチン水栓です。
同じメーカーの製品でも、電源や操作部は機種ごとに違います。センサーが止まったことだけで、交換が必要とは決められません。
| 水栓の種類 | 停電時に見ること |
|---|---|
| 電池式 | LIXILの電池式ナビッシュは、電池と給水が正常なら停電時も自動操作が可能。電池切れの表示や交換方法は自宅の説明書で調べます。 |
| コンセント式 | 停電すると自動操作が止まる機種があります。ナビッシュには手動弁を切り替え、レバーで出し止めできるものがあります。 |
| ほかのメーカー・機種 | 手動操作の有無や切り替え場所を取扱説明書で調べます。ナビッシュの手順をそのまま使わないでください。 |
水が出ないときは停電・断水・浸水を分ける
- 1ほかの蛇口は出る?
洗面所など別の蛇口も出なければ、自治体の断水情報へ。集合住宅では給水ポンプの停電も考えられるため、管理会社に状況を聞きましょう。
- 2水栓の電源は何?
説明書や、乾いていて安全に見られる範囲の機器表示で電池式・コンセント式を調べます。
- 3収納内は濡れていない?
本体・配線・電源が浸水した場合は操作を試さず、メーカーへ連絡します。
- 4機種に合う手動操作へ
給水があり、機器が浸水していない場合に、説明書に沿って切り替えます。
電気が戻っても、濡れたプラグや配線には触れないでください。
乾いた外観だけで再使用を決めず、電気設備や機器の点検を先に頼みましょう。
品番と説明書はどこを見ればよい?
メーカー名だけでは、正しい手順を選べません。
購入時の書類や取扱説明書、水栓に付いたラベルなどから品番を探します。読めるラベルが見つかったら、文字が分かる距離で撮影しておくと便利です。
取扱説明書は停電時にも確認できる場所へ保管してください。
メーカーの説明書検索で品番を入力し、「停電時」「手動操作」の項目を開きましょう。
形が似た製品の説明書ではなく、品番・操作部の形・戻し方が一致するかを見ます。
説明書が見つからない場合は、メーカー名、品番、電源の種類、どの操作で水が出ないかをメーカー窓口に伝えてください。部品を外して品番を探す必要はありません。
LIXILナビッシュの手動操作と復電後の戻し方
以下は、LIXIL公式FAQにある手動弁付きナビッシュの流れです。
自宅の説明書と操作部が一致する機種でだけ行ってください。
- 1レバーを下げておく
切り替えた瞬間に水が出ないよう、レバーハンドルを閉じた位置にします。
- 2手動弁を切り替える
説明書の位置にある手動弁の表示プレートを外し、手で時計回りに止まるまでゆっくり回します。工具は使いません。
- 3レバーで水を使う
出し止めはレバーハンドルで。FAQの対象機種では、手動操作中は浄水を使えません。
- 4電気が戻ったら通常へ
レバーを閉じ、手動弁を反時計回りに止まるまで戻します。表示プレートを取り付け、自動操作を確かめます。
固くて回らない、説明書と形が違う、水漏れがある場合は、そこで操作を止めてメーカーへ。
熱いお湯を使った直後は操作部が熱くなる場合もあるため、やけどに注意してください。
交換するなら非常時の使い方も比べる
停電時に使えなかったという理由だけで、すぐ交換する必要はありません。復電後の動作や修理の可否をメーカーに聞いてから検討しましょう。
止水栓や手動弁が荷物に隠れないか。家族が説明書を見ながら操作できる配置かも考えます。
電池交換の手間、コンセントの必要性、取り付け穴と配管の条件を、候補機種ごとに比べましょう。
よくある質問
停電中でもお湯は使える?
水栓を手動にできても、給湯器が停電で動かなければお湯は作れません。給湯器の取扱説明書も確認してください。
手動にしても水が出ないときは?
断水や集合住宅の給水ポンプの停止では、手動にしても給水されないことがあります。ほかの蛇口と地域・管理会社の情報を先に確認してください。
復電したのにセンサーが反応しない?
手動弁が通常位置へ戻っているか、取扱説明書に沿って確認してください。戻しても改善しなければメーカーへ相談します。濡れた電源部分には触れないでください。
あわせて読みたい記事
出典
- LIXIL:電池式・コンセント式ナビッシュ(2026年10月6日確認)
- LIXIL:停電時のハンズフリー・タッチレス水栓の対応(2026年11月1日確認)
- NITE:復旧時の通電火災・ガス事故への注意(2026年11月1日確認)