ガスコンロからIHに交換できる?費用・電気工事の確認点

2026年11月1日

結論と目安

ビルトインIHは、寸法と電気設備が合えば交換可能

200Vの専用回路など、必要な電気工事も予算に含めます。

ガス管の処理費と、手持ちの鍋が使えるかも調べましょう。

まず押さえたいこと

  • 天板の幅だけでなく開口・高さ・周囲の条件を確認
  • 200V電源と分電盤・配線経路を現地で確認
  • 下のガスオーブンを残せるかも確認

コンロだけ交換できるかを調べる

調理機器とシンクを備えたキッチン

今のコンロと交換したいIHの品番をもとに、キッチンの開口、奥行き、高さ、周囲の壁や設備から離す距離を確かめましょう。
同じ幅60cmの表示でも、それだけで互換性があるとは判断できません。

古いコンロの高さによっては、前面にすき間ができ、パネルや置台などが必要になる場合があります。
見た目を整える部材とその取り付けまで、見積もりに含まれているか確かめましょう。

電気工事で総額が変わる

Panasonicは、ガスからビルトインIHへの交換にIH用200Vコンセントの設置が必要と案内しています。

住宅に200Vの電気が引き込まれていることと、キッチンでその機器を使えることは別なので、専用回路・分電盤・配線経路を電気工事に対応するリフォーム会社に調べてもらいましょう。

分電盤からキッチンまでの距離や壁の中に配線できるかによって、工事方法や仕上がりが変わります。
配線を壁の外に出す部分、壁の補修、電気の契約容量を変える必要があるかも、現地調査で説明を受けておくと比較しやすくなります。

ガスオーブンと使っている鍋も確認

コンロ下にガスオーブンがある場合は、接続方法や機器の組み合わせにより、コンロだけの交換では済まないことがあります。
オーブンを残す案・撤去して収納にする案を必要に応じて比べましょう。

IHでは鍋の材質・底の形状・大きさなどに使用条件があります。
オールメタル対応を含め、使える鍋は機種によって異なるため、手持ちの調理器具を確認し、買い替えが必要なら工事以外の予算として分けましょう。

IHへの交換はいくら?工事付き価格を見るときの例

IH本体と標準交換工事の料金は、機種と販売窓口で異なります。200V電源工事やガスの処理が含まれるかを確認し、税込総額の見積もりを依頼してください。

※処分費と消費税は別。200V専用回路の新設など、自宅に必要な追加工事まで含む価格とは限りません。

本体と標準工事の金額に、電気・ガス・補修の追加分を足した総額を出してもらいましょう。
工事付き価格が近くても、配線工事が片方だけ別料金なら比較の条件が違います。

参考:LIXILトータルサービス:小規模リフォームの掲載価格(2026年10月1日確認)

本体と工事を分けた見積もりで比べる

本体が安くても、電源工事や既存コンロの処分が別なら総額は変わります。
対応する機能と電気工事の範囲をそろえたうえで、税込総額を比較しましょう。

電気・ガスの接続は、必要な資格や施工体制を備えた担当者へ依頼してください。
リフォーム会社に手配を相談し、マンションでは電気容量と工事申請の条件も調べましょう。

見積もりの確認項目

相談先ごとに工事の範囲が違うと、総額だけでは比較できません。
次の項目を同じ条件にそろえて確認しましょう。

確認する項目見積もりで確かめる内容
機器型番・IHやヒーターの口数と種類・鍋の対応条件
電源専用回路・コンセント・分電盤の工事
周辺工事パネル・収納・壁の補修
撤去コンロにつながるガス管を安全に止める処理・既存機器の処分

よくある質問

IHなら電気代は必ず安くなる?

いいえ。
使う時間・調理方法・電気やガスの契約によって変わります。
光熱費に加えて、操作や掃除のしやすさも比べましょう。

IHにするとレンジフードは不要?

いいえ。
IHでも調理中に煙や蒸気が出るため換気は必要です。
今のレンジフードを使えるか、連動機能が対応するかを調べてもらいましょう。

IHへ替える費用は電源工事まで確認

費用は本体と必要な工事を分けて確認

工事条件をそろえた見積もりで確認します。以下は一律の価格表ではなく、内訳をそろえるための項目です。

見積もり項目含める内容
IH本体と標準交換機種・口数・既存コンロ撤去・取り付け・処分の範囲
200V電源専用回路・コンセント・配線経路と工事の要否
分電盤・契約容量空き回路や容量の確認、必要な変更
ガスの処理閉栓・配管処理の方法と担当先
周囲の補修天板の開口、前面パネル、収納との納まり

本体だけの価格と工事込みの総額を比較せず、税・処分費・追加工事を含む合計で判断してください。

PanasonicのIHへの交換案内では200Vの専用電源を確認します。電源工事やガスの処理は施工会社などの専門窓口へ依頼してください。

出典

実際の工事範囲と金額は、現地調査後の見積もりで確認してください。