洗面台を750から900mmに交換できる?

2026年11月1日

結論と目安

洗面台を750mmから900mmへ広げるには、設置幅・扉の動き・配管などの条件確認が必要です。

広がる幅は15cmです。洗面ボウルや収納の増え方は製品によって異なります。

幅を変える案と、今の幅で収納を改善する案を、補修や接続まで含む総額で比べましょう。

750mm・900mmは洗面台の間口を表す

洗面ボウルと収納のある洗面化粧台

間口は洗面化粧台の横幅です。
750mmは75cm、900mmは90cmなので、差は15cmになります。
ただし、幅が広がる分だけ同じ割合でボウルや収納が広がるとは限らず、製品の設計によって配分は異なります。

TOTOは洗面所の計測ポイントとして、間口だけでなく奥行き・高さや、洗濯機パン(洗濯機の下に置く防水用の受け皿)を含む空間全体の寸法を紹介しています。
測った寸法は目安で、設置可否には建物や配管の条件も影響します。

サイズアップ前に確認したい5か所

場所見落としやすい点
左右の幅壁の間だけでなく、収納やタオル掛けなどの出っ張り。
洗濯機まわり洗濯機パン、ホース、洗濯機の扉を開けるための空間。
入口の扉開き戸の動きと洗面台や引き出しとぶつからないか。
正面の空間人が立つ、着替える、後ろを通るときの使いやすさ。
上部と奥行き鏡の高さ、窓や棚との関係、今より前へ出る量。

寸法上入ることと、使いやすいことは別に確かめましょう。
設置工事に必要な寸法は、リフォーム会社に確かめてもらいましょう。

費用は商品差額だけで比較しない

見積もりでは、洗面台の本体・鏡・収納の組み合わせ、取り付け・撤去処分、配管接続、電気、壁や床の仕上げを分けて確かめましょう。
横幅を広げたときに、どこまでの工事が必要になるかが費用の差になります。

「750mmの標準仕様」と「900mmの上位仕様」を比較すると、幅の変更以外の差も混ざります。
同じシリーズ・同程度の機能で幅を変える案と、幅を維持して収納を変える案を見れば、予算をかけたい部分を判断できます。

幅を広げなくても改善できることを考える

洗面台の下に何を収納したいかを、洗剤のストック、タオル、掃除道具などに分けましょう。
今の収納が使いづらい理由が「奥の物を取り出せない」ことなら、幅以外の構成も比較の対象になります。

朝の身支度が重なることが不満なら、ボウルを広げるだけで2人が使いやすくなるとは限りません。
鏡の前に立つ位置やコンセント、物を仮置きする場所まで考えることが必要です。
家族の使い方と製品の実物を照らし合わせましょう。

洗濯機の買い替え予定も含めて決める

現在の洗濯機に合わせてすき間を小さくすると、次の買い替えで選択肢が狭くなる可能性があります。
洗面台を最大幅にする案と、余裕を残す案を比べてください。
将来の機種まで確定できなくても、搬入や手入れのしやすさは判断材料になります。

幅の大きな洗面台を買ってから設置条件を確認するより、現地調査と仕様の確認を先に進めるほうが、選び直しを減らしやすくなります。

広さと収納と費用のどれを優先する?

まず900mmが設置できるかを確認し、次に収納・作業スペースの改善と追加工事費を確かめましょう。
750mmを維持する案も残したまま比べれば、単純なサイズアップにこだわらず、自宅に合った選択ができます。

関連:仕様をそろえて見積もりを比較する方法

サイズを変えずに収納を増やす方法は、洗面台の収納不足を解消するリフォームをご覧ください。
鏡まわりだけを変える方は、鏡交換の条件と費用へ進めます。

600・750・900mmの違いを確認

幅に合わせて確認する場所

幅だけで費用や設置可否は決まりません。同じシリーズと機能で幅を変えた見積もりを依頼します。

間口確認すること
600mm(60cm)本体が入る幅、ボウルの使い勝手、収納量と扉の動き
750mm(75cm)今の寸法・配管位置、同じ幅で収納を変える案
900mm(90cm)広がる部分の壁や床、洗濯機との距離、入口と引き出しの干渉

費用は本体・鏡・撤去処分・接続・補修の合計です。幅別の一律料金を示せないため、内装の有無も分けて確認しましょう。

出典

実際の工事範囲と金額は、現地調査後の見積もりで確認してください。